日記
あけましておめでとうございます
2022年 初春
あけましておめでとうございます!!
昨年1年間は、コロナ禍ということもあり落ち着かない1年ではありました。
しかし、緊急事態宣言で休室にするということもなく、子どもたちも元気に教室に来室できた1年でした。
どんな状況であっても、基本的なことはしっかり身につけておくというスタンスは大切です。
必要以上の叱咤激励、無理難題をこなすことよりも、日々着実に淡々と決まったことを行う。
年末年始で楽しかった日々、ゆっくりした日々も、素早くいつもの日常に戻したいですね。
本日1/6(木)から教室が始まります。
皆がよい1年のスタートをきり、充実した素晴らしい年になりますように。
今年も昨年同様よろしくお願いいたします。
外は寒いのに心ほんわか
夕方から雨が降ってきてしまった日のこと。
突然の雨に☂️を持たずに来室してしまった子も多く、教室の🌂を貸し出しました。
『次回来るときに持ってきてね』
ところが、ママと一緒にすぐ🌂を返しにきてくれたのです。
『あれっ!わざわざ申し訳なかったですね。次回でも大丈夫でしたよ』
次の教室でその子に
『途中までママが迎えに来てくれていたから、返しに来てくれたの?』
『そうじゃなくて、教室で貸し出す🌂が無くなって困る子がいるといけないから、すぐに返しに行こうってママが言ったの』
とのことでした。
他の人のことを思いやる気持ちって、こんなふうに育つのかなぁと思いました。
子どもたちは、みんなかわいいところがありまして…
その時々で、さまざまな顔を見せてくれます。
こんなプレゼントをもらったりすると、ほっこりしますよね。
癒しの時間
教室で最も大切にしている時間は…
子どもたちが入室してすぐと、退室する前の時間です。
来た瞬間の子どもたち
笑顔だったり
元気いっぱいのあいさつだったり
不機嫌なようすだったり
怒っていたり
泣いていたり
その日のようすを見て、今日の学習がどうなるか想像します???
いつも元気いっぱいニコニコなら、問題はなさそうだけど、みんな毎日いろいろなことがあるもの。
ちょっとした会話で、子どもたちを学習できる態勢で送り出し、帰る時はやりきった感満載で、楽しく帰ってもらいたいと思うのは先生心⁈
へぇそうなんだぁ
それは大変だったよね
いいなぁ
楽しみだねぇ
子どもたちは、学校や園でのこと、家でのこと、聞いてもらいたいことがあると一生懸命話します。
ほんのちょとした時間だけど
学習前後の数分は癒しの時間です。
さようなら!
またね!
次は◯曜日だからね!
待ってるよ!
パパ・ママの評価厳しいかも
いつものようにお迎えのパパさんに、
『◯◯ちゃん今日もとってもよくできていましたよ!』
◯◯ちゃんも『一人でもすごくがんばったよ』とパパに報告。
ところが…
パパ『そうですかぁ?学習のようすを窓から見ていたら、先に仕上げたプリントを見ながら、次のプリントを解いていたので、それって考えていませんよねぇ』
的なお返事。
実は足し算や引き算を学習中の小さなお子さまにはよくあることなんです。
公文式のプリントって、1枚に20題(表面、裏面合わせて)前後の問題数は当たり前。
教室ではそれを10枚解くわけなので、200題です。
私たち大人なら、2+3=5、8+8=16、5+6=11という具合に楽勝ですが、始めたばかりの足し算学習者ですよ!
指や鉛筆で点を書いたりの数え足しで、200題こなすなんて、考えただけでもって感じですよね。
実は私たち大人は、九九を覚えるように、一桁どうしの足し算を覚えているのです。
2と3で5、5と5は10、6と7は13というように。
足し算、引き算は3つの数の組み合わせで成り立っています。
この3つの数字が瞬時に思い浮かぶことによって、レベルの高い計算力が身につきます。
小さな子たちにこそ、この時期に3つの数の組み合わせを、体に染み込ませたいですよね。
というわけで、覚えるまでは前のプリントを参考にしたり、先生から『3と7はぴったりの10だよね』といったヒントをもらったりして、確実に計算力のレベルをあげています。
だんだん慣れてくるとスラスラ何も見ずに、考える間もないぐらい瞬時に答えを書くようになります。
足すや引くの概念は、普段の生活の中で培っていくのが一番です。
『◯◯ちゃんに飴を2個、お兄ちゃんにも2個、合わせて4個だよね。』
『2+2=4ってことだよ』っていうふうに、少し教えてあげるだけで大丈夫。
安心して見守りつつ、『一人でできたなんてすごいよ』と褒めていきたいですね。
パパも私のお話を聞いて、『そうだったのですね。◯◯ちゃんえらかったね』
と笑顔で、親子仲良くお話しながら帰っていきました。
表彰制度
入会3ヶ月のお子さまのママから、
『前回銅メダル🥉をいただいたのですが、どんなタイミングでいただけるのですか?』
と聞かれました。
記念の写真を撮っているのを見た子どもたちは、『わたし(ぼく)はいつもらえるの?』とたずねるので、その時に説明するようにはしています。
教室入口に、たくさん飾られてもいますが…
シャイなお子さまですと、聞くこともできず、いつもらえるのかなぁと思っていたりするかもしれませんね。
A教材(小学生1年レベル)進級時・・・銅メダル《当教室のみ》
C教材((小学生3年レベル)進級時・・・銀メダル《当教室のみ》
E教材(小学生5年レベル)進級時・・・金メダル《当教室のみ》
G教材(中学生1年レベル)進級時・・・中学課程進級記念キーホルダー《公文式より》
J教材(高校生1年レベル)進級時・・・高校課程進級記念キーホルダー《公文式より》
上記メダル・キーホルダーは各教材の終了テスト後、次の教材に入るともらうことができます。
その他に
公文式(正式名:公文教育研究会)が設定している表彰は以下の通りとなります。
学年度末(3月末時点)に3学年先の教材を終了(小3であれば、G教材を学習中)・・・ガラスのオブジェ
中学生教材を終了後、公文式主催の認定テストに合格 ・・・氏名が彫られた盾(かなり豪華ですよ)
表彰されることは、目標として目指すうえでも、頑張ったご褒美としても、大変嬉しく、今後のやる気にもつながる意義のあることだと思います。
その中で、私が一番大事にしている表彰は、当教室オリジナルで設けている“継続努力賞”です。
8割から9割が幼児さん、小学生低学年での入会となっている当教室では、どの子も中学生教材をしっかり学習でき、すべての基本となる自学自習力を付けて欲しい。
小学生のうちに、出来る限り高い学力を付けて、中学生になって欲しい。
との思いもあり、小学生6年を卒業するときに、継続努力賞を名入れで贈っています。
もちろん中学生になっても、継続して欲しいことは言うまでもありませんが、小学校卒業という節目までしっかり頑張りきったことに対する表彰となります。
ぜひ、どの子にも頑張っていただき、必ずやり抜けるという経験を持ってほしいですね❗️