日記
パパ・ママの評価厳しいかも
いつものようにお迎えのパパさんに、
『◯◯ちゃん今日もとってもよくできていましたよ!』
◯◯ちゃんも『一人でもすごくがんばったよ』とパパに報告。
ところが…
パパ『そうですかぁ?学習のようすを窓から見ていたら、先に仕上げたプリントを見ながら、次のプリントを解いていたので、それって考えていませんよねぇ』
的なお返事。
実は足し算や引き算を学習中の小さなお子さまにはよくあることなんです。
公文式のプリントって、1枚に20題(表面、裏面合わせて)前後の問題数は当たり前。
教室ではそれを10枚解くわけなので、200題です。
私たち大人なら、2+3=5、8+8=16、5+6=11という具合に楽勝ですが、始めたばかりの足し算学習者ですよ!
指や鉛筆で点を書いたりの数え足しで、200題こなすなんて、考えただけでもって感じですよね。
実は私たち大人は、九九を覚えるように、一桁どうしの足し算を覚えているのです。
2と3で5、5と5は10、6と7は13というように。
足し算、引き算は3つの数の組み合わせで成り立っています。
この3つの数字が瞬時に思い浮かぶことによって、レベルの高い計算力が身につきます。
小さな子たちにこそ、この時期に3つの数の組み合わせを、体に染み込ませたいですよね。
というわけで、覚えるまでは前のプリントを参考にしたり、先生から『3と7はぴったりの10だよね』といったヒントをもらったりして、確実に計算力のレベルをあげています。
だんだん慣れてくるとスラスラ何も見ずに、考える間もないぐらい瞬時に答えを書くようになります。
足すや引くの概念は、普段の生活の中で培っていくのが一番です。
『◯◯ちゃんに飴を2個、お兄ちゃんにも2個、合わせて4個だよね。』
『2+2=4ってことだよ』っていうふうに、少し教えてあげるだけで大丈夫。
安心して見守りつつ、『一人でできたなんてすごいよ』と褒めていきたいですね。
パパも私のお話を聞いて、『そうだったのですね。◯◯ちゃんえらかったね』
と笑顔で、親子仲良くお話しながら帰っていきました。