日記
宿題は枚数ではない❗️ その1
保護者の方から、一番多いご相談は?
『家で宿題をやらせるのが、大変なんです』というように、
宿題にまつわることが、圧倒的に多いです。
よっぽど、学習することが趣味のように好きでなければ、
家では、動画が見たい、ゲームがしたい、マンガを読みたい等
やりたいことだって、いろいろあって当たり前。
そこを、出来るだけ小さい頃から、
人として、すべきことの一つに
『学習をする習慣』を定着させることができれば、
とってもいいことに決まっている。と思う人は多いはずです。
なんだかんだ言っても
大人になり、社会人になってからでさえ
学習すべきことはたくさんあるし、
あの時どうして、もっと勉強しておかなかったのだろうと
思うことは、誰しも一度や二度はあったはず。
だからと言って、勉強!勉強!の日々がいいわけではありません。
では、どんなふうに子どもたちに取り組ませていったらいいのだろう。
次回から、そのあたりを具体的にお話していきますね。
KUMON英語学習の楽しいところ vol12.(直子さんコラムより)
8月下旬からアメリカの大学の授業が始まりました。日本にいる私は真夜中に「おはようございます!」と、朝を迎えたアメリカの学生さんたちにZoomであいさつします。たまに、我が家の晩ご飯のおかず(の残り物ですが)を「日本の晩ご飯はこんなのです」と見せます。私が子どものころ、言語の教室がこんな風になるとは想像もしませんでした。
今後、世界はもっと狭くなっていくのでしょう。もちろん技術の発達で、高性能な翻訳のできるAIが発達し、外国の言葉を学ばなくても済むようになるのかもしれません。でも、どうなんだろう。仕事の連絡なら高性能な翻訳のできるAIを使うのでいいかもしれませんが、大学のカフェテリアで友達とおしゃべりするときや、好きになった人に自分の気持ちを伝えるときも翻訳機越しで伝えたいのだろうか…という気が、私はします。自分の言葉で気持ちを伝えたいし、好きな人たちの話す言葉も知りたい。その人たちの好きな本も読みたい。そのことを通して、その人たちをもっと知る事につながるし、自分とは違う考えかたに触れられるからです。
言語を学ぶ楽しさや、そこから得られる世界の広がりを、今KUMONの英語を学んでいる皆さんにもいっぱい味わってもらいたいです。そして、世界で起こっているいろいろな問題を、世界中の皆さんで、協力して解決して、素晴らしい地球を作っていただけたらいいなと思います。私も地球のどこかで、ひそかにがんばります!
3か月間、私の連載にお付き合いいただき、ありがとうございました!たくさん応援のお言葉をいただき、執筆することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
KUMON英語学習の楽しいところ vol11.(直子さんコラムより)
「KUMONの学習をしていたときの一番の思い出は何ですか?」というご質問をいただいたことがありますが、それは間違いなく、最終教材を解いた瞬間です。大学入試の前日にその日を迎えました。
その頃、P教材が最終教材だったので、最後の作品は作家ヘミングウェイのノーベル賞受賞演説でした(現在のP198~200にあります)。私も演説している気持ちで声に出して読みました。シンプルで多くを語らず、核心をついた、かっこいい演説にしびれます。(気になった方はくもんの先生に見せてもらってください。)最後の一文を書き終わり、鉛筆を置きます。終わった!じわじわとこみあげてくる、高い山に登り切ったような素晴らしい気持ち。でも、どこかさみしい気もします。いろいろなことを思い出します。(大学入試前日に感慨に浸ってどうするという気もしますが、このとても素晴らしい精神状態のおかげで、入試はうまくいきました♪)やりきったすばらしさを一度味わうと、「もう一度!」という気持ちになります。結局私はその後、研究コースの最後のT教材(2023年8月現在の情報です。)まで全部解くことになりました(笑)。
せっかくご縁あって、KUMONにめぐりあっていただいたのであれば、何か一つの教材は最終教材まで、できたらその先の研究コースまで学習して、最高の「最後の一枚を解く瞬間」を味わってもらいたいです!もちろん、算数・数学も国語もすばらしい教材ですが、英語教材は内容のバラエティが豊富で一番楽しく取り組めると、私は思います。結局、私は英語教材が楽しすぎてつい『松山直子の英語教材解説』を書いてしまったというわけです。お子さまだけでなく、おうちの方も楽しめます。最終教材といわず、T教材までも楽しんで読んで、感慨と共に、「最後の一枚を解く瞬間」を迎えてください!
KUMON英語学習の楽しいところ vol10.(直子さんコラムより)
先日思い立って、世界で使われている、とある英語のテストを受けてみることにしました。最近受けていなかったので、どのぐらい力がついたか知っておこうと考えたからです。どうせ受けるのならがんばろうと問題集を購入し、毎日勉強しています。勉強した日は自分で作った「がんばり表」に、シールをはります。娘たちが「がんばったね!」とかわいいシールをくれることもあります。大人の私であっても、シールがたまるとうれしいものです。以前できなかったことがちょっとできるようになっていたり、「今日はできた」という手ごたえがあったりするときは充実感を得られます!(もちろん、逆もあります。覚えたはずのものをすっかり忘れてしまったときは、ぐったりしてしまいます…(涙)。)
KUMONは、英検®やTOEFL®テストを受験することをおすすめしています。くもんの先生から、「受けてみたら?」と声かけがあった方もいるのではないでしょうか?日ごろ学習していることが試されるのは、ドキドキです。でも、テストの結果だけが大事なのではありません。準備をどうしたらよいか自分で考えて工夫することや、テストの後に、自分の取り組んだテストの準備は効果があったかどうか、自分で振り返りをすることがその後の学習につながるのです。
特にTOEFL Primary®やTOEFL Junior® は、リスニングで流れる英語もとてもナチュラルな速さです。そして、世界のなかで、自分がどのぐらいできているかがわかるのも「よし!次はもっとがんばろう!」という気持ちになるのでおすすめです。テストをすてきな学びの機会として取り入れながら、次の英語学習の目標を見つけていけるといいなと思います!私も、英語のテスト、がんばって受けてきますね!
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
KUMON英語学習の楽しいところ vol9.(直子さんコラムより)
私の日本語クラスでは、ときどき日本から来ている留学生さんを呼んで、日本語のテキストに出てくる文章を、我々日本語母語話者にとって自然なスピードで音読してもらうことがあります。日本語を学習している学生さんたちは、長い文章を自然なスピードで読まれると「は、速い!」「えー!聞き取れない!」とびっくりします(私たちが英語母語話者の人の話すのを聞いて驚くのとまったく同じリアクションなのも、楽しいところです)。そのあと、どこで息継ぎをして話しているか、そして、どこをつなげて言っているかを自分でテキストにマークをしてもらいます。そして、その切れ目と、つなげて言っているところを少しずつ真似して音読する練習をします…すると、まず、音読が上手になり、初めは「速い」と言っていたのに、自然なスピードであっても速く感じず、聞き取れるようになり、「おお!よくわかる!」と喜んでいました。よかった!
この方法は、KUMONの英語教材の学習をする時に取り組んでいることに似ていますよね。皆さんは、E-Pencilを使って行っているわけですが、それと同じようにスモールステップで繰り返し練習できたら、私の日本語クラスの皆さんも、読めるようになるし、聞き取れるようになるのではないかなと考えたのです。
うまくいかなかったり、少し難しく感じたりするときは、ちょっとしたチャンス到来です。どうしたらうまくいくか、自分で考えて試行錯誤すると、さらに効果的に頭に残ります。すてきな工夫を編み出したら、くもんの先生にもそっと教えてあげてくださいね!