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日記

2021-12-04 20:41:00

丁寧な文字って?

昨日、お子さまのパパから

『プリントに書く文字はどのくらい丁寧ならいいのでしょうか?』

と聞かれました。

よく聞かれることに、『公文式は早く(速く)というので、字が乱暴で困っています』

などもあります。

 

乱暴・乱雑は良くないですよね。

私がいつも答えることは、

1.幼児さんは字を書き始めたばかりなので、形が定まらないのは仕方ないですね

2.書き順は正しいですか

3.習字の時によく言う、止める・はねる・点を打つ・はらうということを意識できているかな

4.先生や他の人が見たときに、読みやすいかなぁ(自分の想像でOK!)

5.文字の大きさは、今の自分のプリントに適した大きさかな

6.筆圧・鉛筆の濃さはどうかな

以上の6点です。

大事にしたいポイントだと思います。

 

そのうえで、

算数のプリントでは、数字の大きさと、必ず最後を止めることに注意しつつ、テンポよく書く。

国語では、速さよりも落ち着いてゆっくり書く。

英語では、一つひとつの単語に意識し、単語はかたまりで(一文字ずつにならずにくっついている)そして、単語と単語の間は空けて書く。

という点に注意していただけると、大変見やすくなるはずです。

 

 

ただし、いちいち訂正させたり、注意のし過ぎは禁物です。

上手に書けている文字を見つけたときに、

『この字の大きさはいいねぇ』

『このぐらいの濃さだと見やすいよ』

『とても丁寧に書けたね』

というように、具体的に褒めてあげましょう。

 

 

文字は一人ひとり、一番個性が出ます。

硬筆展に出すような、晴れ着の文字ではなくともいいのです。

普段着の、お子さまがちょっと心を込めて(上記のことを意識)書いた文字は、見やすいはずです。

特に、小学生低学年までは鉛筆の濃さ、力の入れ方を、大人が手を添えて教えてあげると、コミュニケーションと同時に具体的に理解できるため、おすすめですよ‼︎

 

 

2021-12-03 13:57:00

教室での学習時間

なかなか『教室MEMO』を出すことができず申し訳ありません。

またこのコロナ禍で、面談も希望があればという状況です。

少しでも教室のようす、お子さまたちのようす、私の雑感などお伝えできればと、この日記を利用することにしました。

お暇な時にでも、読んでいただければと思っております。

 

 

ということで本日は、“教室での学習時間について”

公文式では、自分の席に着いたらすぐに準備された課題プリントに取り組むというのが当たり前です。

教室では入室から退室までのルーティン(作法と言ってもいいかも)がしっかり決まっています。

この作法を特に厳しくしているため、お子さまたちは無駄なおしゃべりをすることなく、机についたらすぐに当然のように学習を開始します。

ということは、先生が説明する時間、何かを確認する時間がないわけです。

さらに言えば、すぐに自分で集中して問題を考え解くということです。

幼児さん、小学校低学年のお子さまなら15分、高学年でも30分、真剣に考え解き続けたなら、はぁーとなってしまいますよね。

ですから、公文式では1教科30分くらいとなっています。

 

 

お子さまによって課題はさまざまです。

私は、一人ひとりのお子さまに合わせ、お直しや当日のプリント枚数を20〜25分前後で終了できるよう、準備します。

あとは、その日のお子さまの調子も加味されることはもちろんです。

公文の後にしたいことがある子は、テキパキと学習するかもしれません。

テキパキさっさと何でも行うのが得意な子もいます。

のんびりマイペースな子もいます。

今日は気分の乗らない子もいるでしょう。

 

 

教室で学習中のお子さま一人ひとりのようすをよく見ながら、適宜前向きになるような言葉をかけ、褒め、困っている時には、傍らに寄り添いアドバイスをするのが、私やスタッフの仕事であり、時間内にお子さまたちに今日の課題を一つでも多く身につけさせ、いかに伸ばすことができるかが腕の見せどころとも言えます。

 

 

私は早く課題を終えた子には、『よく頑張ったね』と早目に帰すようにしています。

『早く終わったね』とまたプリントが出てきたらどうですか?

『ヒェーこれならゆっくりやれば良かった』と思う時もありますよね。

まだまだいけそうなら、『先生が思っていた以上に優秀だから、あっという間に終わっちゃったね。あとここまで頑張ってほしいな。君ならきっとできると思うよ』みたいな言葉がけで頑張ってもらうことも、もちろんあります。

全てはその日のお子さまのようすを大事にしているということです。

 

 

いつもより早く帰ってきた日は、『今日はすごく調子が良かったんだね。ママ、パパも嬉しいよ』と声がけを。

いつも早いのであれば、『いつも頑張っているね。自分のすべきことをテキパキできるのはサイコーだよ』と是非言葉にしてあげてください。

 

 

教室に滞在する時間が、必要以上に長いことは決して良いことではありません。(小学生で中学生・高校生内容の教材を学習中は長くなることもあります)

優秀になるためのコツは、“時間内に自分の課題をテキパキとこなせる力”を一番先ににつけることにありだと思います。

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