日記
KUMON英語学習の楽しいところ vol11.(直子さんコラムより)
「KUMONの学習をしていたときの一番の思い出は何ですか?」というご質問をいただいたことがありますが、それは間違いなく、最終教材を解いた瞬間です。大学入試の前日にその日を迎えました。
その頃、P教材が最終教材だったので、最後の作品は作家ヘミングウェイのノーベル賞受賞演説でした(現在のP198~200にあります)。私も演説している気持ちで声に出して読みました。シンプルで多くを語らず、核心をついた、かっこいい演説にしびれます。(気になった方はくもんの先生に見せてもらってください。)最後の一文を書き終わり、鉛筆を置きます。終わった!じわじわとこみあげてくる、高い山に登り切ったような素晴らしい気持ち。でも、どこかさみしい気もします。いろいろなことを思い出します。(大学入試前日に感慨に浸ってどうするという気もしますが、このとても素晴らしい精神状態のおかげで、入試はうまくいきました♪)やりきったすばらしさを一度味わうと、「もう一度!」という気持ちになります。結局私はその後、研究コースの最後のT教材(2023年8月現在の情報です。)まで全部解くことになりました(笑)。
せっかくご縁あって、KUMONにめぐりあっていただいたのであれば、何か一つの教材は最終教材まで、できたらその先の研究コースまで学習して、最高の「最後の一枚を解く瞬間」を味わってもらいたいです!もちろん、算数・数学も国語もすばらしい教材ですが、英語教材は内容のバラエティが豊富で一番楽しく取り組めると、私は思います。結局、私は英語教材が楽しすぎてつい『松山直子の英語教材解説』を書いてしまったというわけです。お子さまだけでなく、おうちの方も楽しめます。最終教材といわず、T教材までも楽しんで読んで、感慨と共に、「最後の一枚を解く瞬間」を迎えてください!