日記
丁寧な文字って?
昨日、お子さまのパパから
『プリントに書く文字はどのくらい丁寧ならいいのでしょうか?』
と聞かれました。
よく聞かれることに、『公文式は早く(速く)というので、字が乱暴で困っています』
などもあります。
乱暴・乱雑は良くないですよね。
私がいつも答えることは、
1.幼児さんは字を書き始めたばかりなので、形が定まらないのは仕方ないですね
2.書き順は正しいですか
3.習字の時によく言う、止める・はねる・点を打つ・はらうということを意識できているかな
4.先生や他の人が見たときに、読みやすいかなぁ(自分の想像でOK!)
5.文字の大きさは、今の自分のプリントに適した大きさかな
6.筆圧・鉛筆の濃さはどうかな
以上の6点です。
大事にしたいポイントだと思います。
そのうえで、
算数のプリントでは、数字の大きさと、必ず最後を止めることに注意しつつ、テンポよく書く。
国語では、速さよりも落ち着いてゆっくり書く。
英語では、一つひとつの単語に意識し、単語はかたまりで(一文字ずつにならずにくっついている)そして、単語と単語の間は空けて書く。
という点に注意していただけると、大変見やすくなるはずです。
ただし、いちいち訂正させたり、注意のし過ぎは禁物です。
上手に書けている文字を見つけたときに、
『この字の大きさはいいねぇ』
『このぐらいの濃さだと見やすいよ』
『とても丁寧に書けたね』
というように、具体的に褒めてあげましょう。
文字は一人ひとり、一番個性が出ます。
硬筆展に出すような、晴れ着の文字ではなくともいいのです。
普段着の、お子さまがちょっと心を込めて(上記のことを意識)書いた文字は、見やすいはずです。
特に、小学生低学年までは鉛筆の濃さ、力の入れ方を、大人が手を添えて教えてあげると、コミュニケーションと同時に具体的に理解できるため、おすすめですよ‼︎