日記
2022-01-17 12:32:00
学年を越えての学習 その2
前回に続き
“考える力”と一言で言っても、簡単に誰でも出来ることではありません。
やはり、小さい頃から考える癖をつけて初めて、
『小学生なのに、よく一人で考えて問題を解けるよね。』
『中学生になって一人で考えて学習できるから、手がかからないわ。』
というふうになるのだと思います。
誰かに教わるということに慣れてしまうと…
必ずと言っていいほど、『わかりませ〜ん』を連発することになります。
確かに分からないことを教わる、ヒントをもらうといったことも必要です。
でも一度さらっと問題を見たり読んだりしただけで、分からないではなく、今まで学習してきたことを思い出しながら、もしかしたらこうかなぁ、あぁかなぁ。それとも…と考えることが大切です。
もし、正解だった時に、
『すごいね!あってるよ』
『初めての問題を一人で考えられるなんて、たいしたものだ!』
『こんなに難しいのにどうやって解いたの?』
というように、周囲の大人が認め、逆に教えてもらうくらいの気持ちで接することで、子どもたちは自信をつけ、自分で考えることを楽しむようになるはずです。
子どもが難し過ぎると感じているのに、学年をどんどん越えて学習する必要はありません。
その子がちょっとだけ難しいかなと思う程度、チャレンジしたいと思う程度の学年を越えての学習は、必要不可欠です。
当然、まだまだ自分の学年までの復習が必要な場合だってあります。
子ども一人ひとりに合わせて、その時々に必要な学習をすることが、より大きく伸ばすことにつながります。
もし、具体的に聞きたいことなどありましたら、遠慮なくメール、電話等でお問い合わせくださいね
次回は続けて、“理解できているか心配です”について考えていきましょう!